あえてカウンター席に座るということ
馴染みの店は勿論、初めて行く店でも作りがあれば迷わずカウンターに座ります。
理由はふたつあります。
ひとつめは、お店の方が料理を作る過程がまぢかで見られること。
一心不乱に料理に料理をされる姿を見ると、出された料理が一層美味しく感じます。
ふたつめは、お店の方(大将)との会話。
料理に対する創意工夫や愛情を聞きながら舌鼓を打つ。最高の瞬間です。
僕は、村上龍がいう『良い店は良い客が作る』というのを信じていて、
こうした呑み屋では できる限り立場をわきまえて大人として振る舞いたいと思っています。(できているかどうかは別として•笑)
周りに言わせると僕はどうやら美味いものを頂くと『美味い!美味い!』と煩いほどに連発するそうで…たまに気を良くした大将が『作りすぎたから』とこっそりサービスしてくれることもあります(笑)
あ、理由は3つありましたね(笑)
でもカウンターに座るとそれ以外に得することはたくさんあります。
それは学校じゃ決して教えてくれない店の方や隣にたまたま座り合わせた
お客さんとの会話。人生にとって凄く大事なこと。
(※写真は、付き合いがかれこれ20年になる福岡のムーンサイドベイ。ここは珍しいラムを始め美味い酒が最高に調理された魚と共にいただけます。)