Sunny side up

〜いつも一番大事なものはハートの奥の中。下に隠れてなかなか見えないものさ〜仕事のこと、興味のあることを中心に日々のことまで雑記帳のように綴っていきます。

ひょっとしたらスゴク大事なことかもしれない。

 

昨日就職を来年に控えた大学生と話とする機会がありました。


就職はどうするのと尋ねる僕に

『。。。。公務員を志望しています。』

『おお、公務員ね!ちなみにどうして?』

『僕はいまいちピンときてませんが親からすすめられて。。。』

 

 

最近、なんとなく公務員を目指す学生がすごく多い。
公務員がいけないんじゃなくて、なんとなく『無難さ』を選ぶこと。

それも主体的ではなく、周囲の大人にすすめられて。
ひょっとしたら公務員になりしばらくすると

自分なりに仕事の面白さを見つけてやりがいを感じるかもしれない。

 

でもハタチを超えてまだ親の敷いたレールで生きてくつもりなのかと訊いてみたい。

その親が敷いたレール、いつかは無くなるよ。

そのときのどうする?自分で選ぶことに慣れておかないといざというときに動けなくなるぞ。

 

先日、全国展開しているうどん屋さんに夕食に行きました。

その日あまりにも暑かったのでビールをオーダーすると

アルコールの取り扱いはないとの答え。

がっかりしているとそのパートの方が『こんな暑い日だから呑みたいですよねぇ。。

取り扱い無くてすみません。私も今夜は早く帰って呑みたいです』と答えられました。

この答え、僕的には120点!最高の応対でした。
ひょっとしたら会社的にはマニュアル違反な答えかも知れませんが、

客としての僕の気持ちは◎逆にまた来たいと思う印象に残るものでした。

 

最終的にどうなるといいのか。だと思います。
マニュアルを否定するつもりもありませんし、

一定のサービスを提供する側としては必要なことです。


しかし最終的には『人と人』です。

様々な場面でのよりよい応対はマニュアルでは網羅できません。
そこには人間力が必要になります。

 

話しは脱線しましたが、冒頭のように社会に出る前に

『自分自身で考え、決める』ことを習慣にしておかないと

就職してからの臨機応変な行動ができなくなります。

そこにマニュアルを求めてもありません。

親は多少の不安は目をつぶり『決めさせる』ことに慣れておかねばと自戒を込めて思います。

 

僕は自営で仕事をしているので学生を見るときには

『もしこの子が自分の会社に面接に来たら採用するか』という視点で見るときがあります。

僕が一緒に仕事したいなと感じる学生はやはり、

自分の考えを自分の言葉で説明できて動ける人です。


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