日頃の意識が先に繋がる

先週末は紅葉が始まったばかりの京都に出張でした。
この時期の京都はお陰様で毎年訪れていますが、今回は前日に早めに移動したので
ゆっくりと散策ができました。

さて今回の研修のテーマは、企業の恒久的なテーマのひとつ『次世代のリーダー育成について』というものでした。今回の受講メンバーは25〜27歳くらいの入社3,4年目の割とフレッシュな方々です。やっと仕事にも慣れ、自分なりの仕事のやり方で日々業務を捌いて成績を出されている方々です。


ところで『リーダーシップ』という単語、あなたならどんな日本語に訳しますか？
あまりにもニホンゴになりすぎていて簡潔に訳すのが難しかったりします。
辞書には、指導者や統率者の地位や任務とありますが、それだけが正解ではないようです。

今回の受講者の方々に『あなたが目指すリーダー像』を伺ってみました。実に色々な意見が出てきます。詳しくは割愛しますが、日頃どんな意識で仕事をしているかでその言葉の意味付けは違ってきます。もし今の組織で終身働くのであれば、年を追うごとにその責任は重くなってきますし、組織もそれを求めてきます。


だから、です。


その責任が求められる時期になって『自分のリーダー像はどうするかな？』と準備を始めても遅いのです。日頃 漠然と働くのか、少し先を見据えて 自分ならこんな指示の出し方をするなぁとか、こんなチームを作りたいなぁとか考えながら働く意識が大切ではないかと思います。そう意識をすることで必ず日々の仕事のクオリティが違ってきます。大事なことは意識すること、今の自分を俯瞰する目を持つことではないかと思うのです。(はい、勿論 自戒を込めて・笑)