支えになるコトバ
先日、ある人生の先輩からこんな言葉を頂きました。それは生き方がわからず試行錯誤を繰り返し、選択を誤ったかもしれない、けれどもう選んでしまって変えようがないと半ば諦めていた僕を救う言葉でした。
あえて脇目も振らず一気に山頂を目指す方法と、色んなものに目が向いてしまい立ち止まりながら遊歩道を進む方法。
僕は今までを振り返ってみると、後者を選択してきました。人やモノと関わるなかで、それらに関心があるあまり そこで起きる様々なことに感情の「繊毛」が反応し、いちいち立ち止まる、そんな自分にどこか嫌気がさしていました。
最近になって、『もう、仕方ないな』と諦めていた僕にその先輩はコトバをくれました。『たぶん性格であったり育ってきた環境であったりが影響してるんだろうけど、どちらも間違いではないと思うよ。でもね、ハッキリいえることはー。後者で生きていけば山頂に着いたときにそれまで支えてくれた人の顔がちゃんと見えるよ。』
成功や目的を達成することは凄く大事なこと。この先も生きていくのであれば、そこを目指す生き方はしたい。でも、それに気を取られて人をないがしろにした生き方はしたくない。僕はやっぱり人ごとで一喜一憂して生きていたいかなと改めて思えるコトバでした。
Tsuyoshi Ogata 22y/o Tasmania Austlaria