赤鼻のトナカイ「ルドルフ」
ちょっといい話。
もともとこれは、病床に倒れて起き上がれず、周りの友達の元気なお母さんと比べ悲しんでいる娘にお父さんが創作した物語だったそう。
サンタクロースのそりを引くトナカイはもともとは8頭。(それぞれに名前がついています)最初そのなかには今でこそその先頭を走ってるトナカイ隊の隊長みたいな存在の『ルドルフ』はいませんでした。
ルドルフは鼻が赤く、その特異性から周りのトナカイからいじめられていました。あるクリスマスの夜、吹雪が激しくなりプレゼントを届けるための煙突がわからないため、昔からルドルフのことを知っていたサンタクロースはルドルフの真っ赤な鼻が役に立つと思いつき9頭目のトナカイとして迎え入れます。
周りとは違っていても気にすることはない。きっと良いことは起きるんだ!
と悲しんでいる娘を励ます優しいお父さんが作った話です。
この話が広まり「赤鼻のトナカイ」という曲ができたのが1949年のクリスマス前。で、この曲をもとにして作られたロックンロールナンバーがチャックベリーの「Run Run Rudolph Run」。発表は1958年。それから多くのアーティストが歌っていますが、実は昨日まで誰のオリジナルか知りませんでした。。。それからあのキースリチャーズまでもがカバーしていたなんて。。。そしてルドルフにはこんなエピソードがあったなんて。
ちょっと素敵な話です。
チャックベリー「Run Run Rudolph Run」
https://m.youtube.com/watch?v=b4GlAneEa78
キースリチャーズ「Run Run Rudolph Run」
https://m.youtube.com/watch?v=KDMDMLF2j1A